ご無沙汰です
いよいよ寒くなってきましたね〜
年賀状用の写真を探していたら、竣工時にMinottiさんが撮ってくれた写真を見つけました。
ほぼ同じアングルを、昼と夜に撮った写真です。
まだ飾り付けのインテリアが入っていない時期なので、ちょっと殺風景ですが、それ故の硬質感が結構好み
昼間のダイニング
南側に窓がありませんが、インナーバルコニーと白い壁とタイルのお陰で非常に明るい部屋になります。
プロが撮ると、やっぱり綺麗に取れます。
水平/垂直がきっちり出ていて、美しい!
タイルはPIETRA MISTA panewhiteと言うネーミング通り、太陽光ではホワイトに近いライトグレーです。
これがLEDダウンライトの電球色に照らされますと
タイル表面の汚し塗装が浮き出てきて、一気にShabby chicな感じに
ダウンライトを拡散型では無く、もう少しスポット型にすれば良かったかな・・・
もう少し部屋に陰影が付いた方が好みなので、将来の課題です
昼のリビング
9月頃なので、庭の桜の葉が綺麗です。
アクセントタイルが横からの太陽光に照らされ、各石の色味が強く見え、存在を強く感じます。
(もし普通のメーカーさんの様に、サンプル見せて貰って、私達で選んでいたらColor No.211を選んでいたと思います。
そうなったら、この大きな面に白壁が来て、バブリー風しょっぱい部屋になっていたでしょう)
夜になると、かなり雰囲気が変わります。
直上に置いたダウンライトが影を造り、アクセントタイルは淡いグレーのグラデーションとなります。
ここにアクセントタイルを持ってきたのは、大成功でした。
天井高とも相まって、部屋の雰囲気を特別な物にしてくれています。
もう少し照明を絞って、ジンを傾け音楽を聴きつつ、この影を眺めている時が至福の時なのです
建築家は私達好みの素敵な空間を作って貰ったと思います。
単色では無く、いくつかの色が載っているタイルや石は光の色や当たり方で、多彩な表情を作り出してくれるという事が今になってとてもよく分かりました。
この辺の盛りすぎないセンスの良い盛り付けは、本当に難しいと思います。
出来上がる前に、シュミレートし頭の中にイメージを描ける方は あさきち旦那さんやscaleさん等の限られた人達なので、我々のような素人は信頼できるプロを見つけて丸投げするのが一番だと思います。
建築家が脳の中で空間を描く能力って、本当に凄いと思います。