各プランとも延べ床面積はほぼ同じで、2階のダイニングとリビングは天井高3m以上、全館空調(三菱地所はエアロテック、他2社は同等品の三菱電機エアリゾート)、エレベーター設置と条件を揃え、既存建物の解体費用や外構、照明、設計料など全ての必要金額を組み込んだ見積もりを作って頂きました。
構造は三菱地所は2×4にハイプロテクトウォールを組み合わせた工法、ASJ/S先生は木造と鉄骨造の混構造、テラジマアーキテクツはSE構法と主要構造物は木造建築と言うのも共通です。
三菱地所、ASJ/S先生、テラジマアーキテクツと3社の見積もりが出そろいましたが、初回の見積もりは何れも予算大幅超過でした。
ASJ/S先生で建てるとすると、実際に建てるのは工務店になりますので、調整にも時間が掛かりました。
S先生のプランは私が希望する大きな真四角の箱のイメージに一番近いデザインでしたので、期待して待ちました。
しかし、再見積でも最初の見積もり+2000万円!という提示でした。
予算に収まるようにと再検討して頂いたプランは建物が真四角でシンプルな壁の凹凸もない建物でしたので、減額になるのでは? と思っていましたが、予想は大きく外れました。
S先生の仰るには「美は細部に至る」で、壁や窓の収まり一つ一つ全てに細かい図面を引いて施工して行くので、どうしても費用が掛かるというお話でした。
私たちの希望を叶えるには、どうしてもこれくらい掛かります! と熱いプレゼンを頂きました。
色々とご無理を聞いて下さったのですが、やはりこのコストオーバーは大きく、ASJ/S先生にはお断りをさせて頂きました。
その後は、三菱地所さんとテラジマアーキテクツさんと、減額を中心とした打ち合わせを続けました。
結果、三菱地所さんはバルコニー中止と大きなFIX窓を通常窓の組み合わせに変更、キッチンダイニングの面積縮小などプラン修正とXさん決済のお値引きも頂いて、何とか予算+300万まで減額可能との回答を頂きました。
テラジマアーキテクツさんも、最初のプランで提示されていたバルコニーの廃止やリビングダイニングの面積は減らさずにホール部分の面積を減らし、お値引きの調整を頂いて、予算+250万まで減額提示を頂きました。両社ともに大変真摯にお付き合い頂き、プランを見直して頂きました。
最後の決断をしなければなりません
妻は「減額の見積もりばっかりで飽きた! どっちでも良いから、早く具体的な計画に入りたい!」等と言っていましたが、そう簡単には決められません。
検討するために、少し時間を頂きました。
どちらのメーカーさんも、急かす事もなく待って頂けたのは大変ありがたい事でした。
三菱地所さんの第1案 イメージパース
(今見ると、傾斜している天井はモダンではないですね)
その2へ続く
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